丸子地域について

丸子地域は上田市の中央を流れる千曲川（信濃川）の左岸地域にあり、豊かな自然や湯治場として栄えてきた鹿教湯温泉などがある癒しの里です。
千曲川の対岸にある菅平高原から遥か浅間山までを見渡せる眺望の良い「信州国際音楽村」では季節になると、すいせんやラベンダーが咲き誇り、絶景に花を添えます。
農業面では、丸子地域は明治から大正にかけて製糸業が隆盛を極め、そのことで養蚕農家が多く、山間部等には桑畑が広がっていました。化学繊維により生糸の需要が落ち、その後は、「花き」特にりんどうの栽培が盛んになりましたが、その後衰退し、丸子地域が製造業の町としての側面が強くなるとともに、近年は農業離れや高齢化が深刻な状況になっています。

かつての桑畑等が荒廃農地となり問題になっていましたが、近年はワイン用ぶどうの栽培適地として、大手ワイナリーや新規ワイナリー希望者等が参入し、荒廃農地をぶどう畑として活用し、新たな潮流が生まれています。